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アパレルの販売員であれば、接客が上手くなりたいですよね。
僕は長年、多くの販売員と接してきました。
その経験から、接客が上手く、売れる販売員に共通する特徴をまとめてみました。
接客に苦手意識がある方や、接客してもなかなか売上に結びつかないと悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
アパレルの接客が上手い人の特徴
アパレルの接客が上手い人に共通する要素を7つ上げてみました。
- 観察力がある
- 商品提案力がある
- 販売員自身が着こなし上手
- お客さん目線の対応ができる
- 会話が上手
- 誠実である
- 商品知識がある
以下、詳しく解説していきます。
観察力がある
観察するとは、お客さんがどんな商品を手に取ったとか、なにを探しているのか、なにをしようとしているのか、といった状況を察知することです。
接客が上手い人は、来店されたお客さんの後ろにじっとついて回るようなことはせず、別の仕事をしながら、さりげなく注意を向け、お客さんの動向を観察しています。
そうして、サポートを欲しているようなタイミングで、声をかけていきます。
うざいと思われない声かけについては、以下の記事もチェックしてみてください。
商品提案力がある
アパレルの接客が上手い人は、顧客のニーズや好みを理解し、商品をコーディネートし、提案できます。
お客さんによっては、自分のコーディネートにマンネリを感じている方もいます。
そういう場合、お客さんの好みの範囲内で、今までにない着こなしを提案したりすることで、購買意欲につなげることができます。
無難なコーディネートだけではなく、販売員がリードし、商品を提案することでお客さんに喜んでもらえる状況を作るのです。
販売員自身が着こなし上手
販売力のある人は、自らの着こなしも上手です。
さりげなくトレンドアイテムを取り入れたりできるので、お客さんから、「そのコーディネートが欲しい」なんてことを言われることもあります。
また、着こなしだけではなく、清潔感のある身だしなみも必須です。
髪型やメイク、男性なら、ヒゲの手入れなどお客さんに不快感のないように気を配っています。
お客さん目線の対応ができる
アパレルの接客が上手い人は、無理強いしません。
自分の提案した商品に対し、お客さんが、ちょっと悩んだりしたときや声掛けしても無視されても、強引に説得したり、一方的に話しかけたりすることは、逆効果で、お客さんに嫌がられます。
接客の上手な人は、常に相手の反応を見て、お客さんの目線に立って接客を進めることができます。
会話上手
会話上手である販売員は、ちょっとした世間話からでも、お客さまのニーズや好みを理解しようとしています。
旅行やレジャー、仕事、家族、友人の話などお客さんの話を聞き出し、そこから情報を得ています。
また、カップルや親子連れ、夫婦等の場合、一緒にいる方とも会話をし、居心地の良さを感じてもらえるように心がけています。
誠実である
接客の上手い人は、親身にお客さんに似合う商品やコーディネートを提案できる人です。
売上を取りたいがために、「すごく、お似合いです」「もう残り、これだけです」「今、買わないとなくなります」など、購買をあおるようなことはしません。
あくまでも、お客さんのニーズに合うか、お客さんが素敵に見えるようなコーディネートかどうかをお伝えする人です。
心にもないことを平気で言う販売員は、一時的に売り上げを取ることができるかも知れません。
ただ、長続きしません。お客さんから不快に思われ、二度と、あなたの店にやってこないかもしれないからです。
接客の上手い人は、自分のお店や自分自身のファンになってもらえるような接客ができるので、似合わない場合でも、お客さんの気分を害さないように指摘してあげられます。
商品知識がある
接客な上手な人は、基本的な商品知識を身につけています。
素材やデザインの特徴やメリット、デメリット、さらには着こなし方、洗濯表示や取り扱い方の注意点など、お客さんに自信を持って説明できれば、お客さんの不安や疑問を解決できますよね。
また、お客さんから信頼され、この販売員から購入したいと感じてもらえるきっかけにもなりますよ。
アパレルの接客トーク!声かけから会話・クロージングまでのコツを公開
まとめ
アパレルの接客が上手い人は、さまざまなスキルを身につけています。
ただ、基本となる心構えは、常にお客さんに喜んでもらえるような対応をするということです。
仮に売上につながらなくても、
たまたま、そのときは気に入った商品が見つからなくて、購入されないお客さんもいます。
でも、そんなときでも、お客さんが心地よく感じてもらえれば、「次、来た時には、貴方から買うから」なんて言ってくれる人もいます。
基本的な心構えを理解し、自分なりにどう居心地の良さを提供するか、をアレンジしていけば、接客が上手くなっていきますよ。