ノートパソコンを使っていると液晶割れが起きてしまうことがあります。僕も、経験がしたことがありますが、かなりショックです(:_;)
そもそも、ノートパソコンって、液晶画面が割れてしまうと画面が見えづらくなり、場合によっては、まったく使えなくなったりして、かなり不便です。
ってことで、ノートパソコンが液晶割れしたときに外部モニターをつなげたり、修理や買い取ってもうう場合の詳しい内容についてまとめてみました。
目次
ノートパソコンの液晶割れが起こる主な原因
まずは、ノートパソコンの液晶割れが起こる主な原因を上げてみました。
大きな衝撃・圧力
ノートパソコンの液晶割れが起きるのは、過度の衝撃による影響が大きいです。ノートパソコンの画面は、より高画質になっているので、その分、繊細な構造になっています。
なので、落としたり、ぶつけたりすると案外、あっさりと液晶割れしてしまいます。また、ノートパソコンをそのままカバンに入れて、持ち運んでいると揺れたり、満員電車で押しつぶされ、液晶割れになることもあります。
開閉時にものを挟む
ノートパソコンを閉める際に、モノを挟んだまま閉じて、その結果、液晶画面が割れてしまうこともあります。
また、ノートパソコンの上に、重いモノを置いたりするのも、その圧力で割れてしまうこともあります。
ノートパソコンの経年劣化で液晶割れが発生することは、まずないので、使い方や持ち運ぶときに、十分に注意しておく必要があります。
液晶割れしたとき際の注意点
ノートパソコンが液晶割れしたときの注意点です。
液晶画面の割れた部分は手で触らない
液晶割れしている部分は高熱になっている場合があります。なので、直接、手で触らないことです。やけどすることもありますので注意です。
強制終了しない
液晶割れした画面では、シャットダウンなどが、しづらくなるので、つい電源ボタンを押し、強制終了しがちです。
けど、アップデートしているときは、強制終了は止めましょう。ハードディスクは、精密機器なので、データの読み書き中に、強制終了すると故障しやすいんです。
ハードディスクのアクセス中は「アクセスランプが点滅している」ので、それを確認し、大丈夫であれば電源を落としましょう。
電源ボタンで終了せずに、ショートカットキーの、ALt+F4で、シャットアウトできますよ。
ノートパソコンが液晶割れしたときの対処法
外部モニターに接続する
液晶画面が割れてしまうと見えにくいですから、まずは外部モニターに接続し、デスクトップパソコンのようにしてしまいます。外部モニターに出力できれば、とりあえずは問題なく使えますからね。
Windowsのノートパソコンの場合、通常は外部モニター接続端子が、本体の側面などにあります。
用意するものとしては、外部モニター、外部ディスプレイに接続するためのVGAケーブル、HDMIケーブルとモニターです。別途モニターを持っている方は、そのまま使えますし、ない場合はテレビを外部ディスプレイとして使えます。
なお、ノートパソコンが、一体型の場合、外部出力できないので、USB-VGA変換ケーブルが必要になります。
接続の方法は、簡単です。パソコン側とモニター側の端子にHDMIなどケーブルでつなぐだけです。
テレビにつなぐには？
テレビに接続する方法も、HDMIケーブルをノートパソコンの側面か後部にある接続口に差し込み、もう一方をテレビ側に接続します。
その後、テレビのリモコンでテレビ側の入力切替をします。具体的には、HDMIを入力した番号に入力切り替えします。
出力先を外部モニター（テレビ）に切り替える
最後に、ノートパソコンのキーボードを操作し、出力先を外部モニターに切り替えます。
まず、Fnキー＋Ｆ1～Ｆ12のいずれかを押し、モニターディスプレイの絵が出てきたキーを、あらためて[Fnキー]＋F7]などのように押します。
ちなみに僕のノートパソコンには、F７にモニターの絵が書いてあります。
すると、「ＰＣ画面のみ」「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」と選択肢が表示されますから、「複製」を選び、エンターキーを押し確定させます。
これで、外部モニターまたはテレビモニターにノートパソコンの画面が表示されますよ。
データを取り出す
液晶画面が割れた場合、ハードディスクへの影響が気になります。
まずは外部モニターに接続し、パソコンを起動し、問題ないようであればデータのバックアップを取っておきましょう。
もし、起動できないときは、内蔵されているハードディスクを取り出し、別のパソコンを使い、データを取り出すこともできます。
データを取り出すには、外付けHDDやUSBなどにデータをコピペして移すだけです。
外付けハードディスクとして利用
液晶割れしたノートパソコンのハードディスクが正常であれば、ノートパソコンを分解し、ハードディスクを取り出します。
で、そのハードディスクをケースに入れ、画像や動画などデータを保存用の外付けハードディスクとして利用できます。
買い換える
ノートパソコンが液晶割れし、修理して貰う場合、費用が高額になることもあります。
また、修理中はノートパソコンが使えませんから、何かと不便です。とくに仕事などに使っている方は、すごく困りますよね。
最近は、パソコンをキャンペーンなどで安く購入できる機会も増えていますので、思い切って、修理より買い替えるという選択肢も検討した方が、良い場合もありますよ。
ノートパソコンの液晶割れを修理・交換する場合
自分で修理できるの？
パソコンの液晶画面割れした場合、安易に自分で分解しない方が無難です。
それなりに詳しい知識を持っているなら、いいでしょうが、パソコンは、たくさんの精密部品を使ってて構成されています。
何とかなるだろうと知識がないまま、分解してしまうと動作に不具合が生じてしまうことにもなりかねないです。
それと、機種によっては、専用の工具を使う必要があったりもします。適当な工具を使って、ネジ山をつぶしたりしてしまうと、あとあと動かなくなってしまうなんてことにもなりかねません。
なので、余程、詳しい方以外は、液晶割れのパソコンは、自分で修理せず、専門の修理業者やメーカーに修理依頼した方が、安心です。
修理代はどれくらい？
液晶画面の修理代は、メーカーや機種によって違ってきます。
そこで、目安となる相場はどれくらいになるかというと、まず、作業工賃としては、2万円～4万円くらいかかります。
また、特殊な液晶画面だと、もっと費用が高くなる可能性があります。なので、まずは、自分のノートパソコンの型番を調べておきましょう。
ただし、見積もりは、依頼するところでかなり差が出てきます。メーカー修理や家電量販店とかの方が、一般的に高くなる傾向があるので、専門の修理業者に依頼した方が、安くなります。
機種によっては、メーカーや家電量販店の30~50%くらい安くなったりします。
メーカーに依頼する場合の修理も保証期間を過ぎたら、費用がかかります。また、メーカー以外で修理してもらう場合、事前に必ず見積もりを取りましょう。できれば、複数の業者から見積もりを取り、比較して決めるといいですよ。
1社だけだと、修理費用が高いのかどうかわかりませんからね。
液晶割れのノートパソコンを売る・処分するなら
売る場合
液晶割れしたノートパソコンを売る前に、そもそも故障したパソコンって、売れるのか気になりますよね。
けど安心してください。液晶割れのように故障した、いわゆるジャンク品を買い取ってくれる業者があるんです。
もちろん、状態によっては必ずしも買取してくれるとは限りませんが、相場を調べてみると10,000～12,000円くらいで買取してくれるところもあります。
なので、ダメ元で、買取業者に査定してもらうといいですよ。
詳しくはこちら＜＜＜
液晶割れしたノートパソコンを処分するなら
メーカーに回収してもらう
家電リサイクル法のため、ノートパソコンは、自治体では回収してもらえなくなりました。
製造年が2003年以降のパソコンで、本体裏に PCリサイクルマークがあるパソコンは、メーカーが回収してくれます。
回収方法は、メーカーごとで違ってきますので、各メーカーの公式サイトを確認しておきましょう。
費用については、PCリサイクルマークがあれば、無料ですが、ない場合は有料になります。
データ消去は事前に行っておく
回収してもらう場合、データ消去は、してくれないので、自分でやることになります。個人データなど重要なものが入っていますからトラブルに巻き込まれないためにも、データは消去しておきましょう。データ消去ソフトなどもあるので、簡単にできますよ。
専門の回収業者に依頼する
忙しい方などで、パソコンのデータ消去をする時間がないなどの場合、専門の不用品回収業者にて処分してもらいましょう。
その場合、事前に見積もりをもらい、比較してから業者を決めましょう。
まとめ
ノートパソコンが液晶割れした際の対処法などについて、いかがでしたでしょうか？
液晶割れしたパソコンは、そのままでは不便ですから、遅かれ早かれ買い換えることになると思いますが、壊れたパソコンは、データを抜き出すか消去し、安心して処分するようにしましょう。
とはいえ、日頃からしっかりとケースやカバーで保護し、ノートパソコンの液晶割れを防止しておくことが、一番ですよ。
