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カステラを食べるとき、一度に食べきれない場合があります。
そのとき、どうやってカステラを保存するとおいしさを保てるのか?
とくに夏場にカステラを常温で保存しても大丈夫か気になりますよね?
常温ってどれくらいなの?
未開封ならOKでも開封したら、どうなる?
そんな疑問があると思います。
そこで、この記事では夏にカステラを常温で保存できるのか?
カステラの特徴や常温の定義などを含め、詳しく解説していきます。
夏でもおいしいカステラを安心して楽しむためのポイントを、一緒にチェックしていきましょう!
目次
カステラは高温多湿に弱い特徴がある
まずはカステラが何から作られているか?
カステラの原材料はメーカーによって多少差があります。
主に多いのは、「卵・砂糖・小麦粉・水あめ」。(水あめの代わりに蜂蜜やシロップを使用するものもあります)
見た目もシンプルなカステラは一見すると、夏でも常温で日持ちしするんじゃないと思うかもしれません。
カステラは糖分が多く、ある程度の防腐効果はあります。でも、水分が抜けにくい性質があるため湿度の高い夏はカビや傷みが起きやすくなるのです。
カステラは湿気と高温が苦手なお菓子です。
とくにカステラの底についたザラメ糖は夏の高温では溶けやすく、味にも影響が出ます。
カステラは夏に常温で置いておいて大丈夫?
結論からいえば、夏にカステラを常温で置いておくのは、おすすめできません。
夏場の湿気と高温はカステラには良くないのです。
では、どうやって保存するのが良いのかについて説明します。
カステラは未開封なら夏でも常温でOK
市販のカステラの多くは「未開封なら常温でOK」と記載されています。
ただし、気をつけたいのは、記載にある「常温」の定義です。
常温とは、約20~25℃くらい。結構涼しい場所です。
夏でもクーラーでガンガン冷えていればOKです。でも、電気代節約のため、高めの温度を設定している場合は要注意!
つまり、夏の室内のように30℃前後となる環境は、カステラの常温保存には適していないのです。
カステラは高温になるとどうなる?
カステラは高温になると、
* 砂糖(ザラメ)が溶けてベタつく
* カステラが乾燥してパサパサになる
* 湿気でカビが生える可能性がある
といったトラブルが起こりやすくなります。こんな状態で食べても美味しくないですし、お腹を壊すかもしれません。
カステラを夏に常温で保存するなら
カステラを常温で夏場に保存するなら、できるだけ直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
もちろん、室内の気温は約20~25度程度を保ちます。
つまり、エアコンがきちんと効いた室内ならカステラの常温保存が可能です。
室内の気温をそこまで低くできず、夏の暑さが心配なら、カステラは冷蔵庫で保存すると安心です。
ただし、冷蔵庫で保存したままですと、食べるときにカステラがやや固くなります。
カステラを食べる10分ほど前に冷蔵庫から取り出しておく。すると、おいしく食べられますよ。
なお、開封後のカステラをラップで密封する場合、密封が不十分ですとカステラがパサつきやすくなります。
しっかりと密閉しておきましょう。
カステラは夏の常温でどのくらい日持ちする?
カステラを夏に常温のままどれくらい日持ちするのか?開封前と開封後で違います。
未開封のカステラは常温でどれくら日持ちするのか
市販のカステラは、真空パックや密封包装されているものが多いです。
未開封の状態であれば常温でも7~14日程度は日持ちするようです。ただし、メーカーや包装の種類や状態によって変わります。
繰り返しますが、この「常温」とはあくまで25℃前後の涼しい室内環境を想定しています。
未開封のカステラでも25度を超える場所での常温保存は避けた方がよいですよ。
開封後のカステラは常温でどれくらい日持ちするのか
一度開封したカステラは、空気中の湿気を吸いやすくなります。
とくに夏場は室温が高くなりがち。
カステラは開封後、できるだけ早く食べ切ってしまいましょう。
食べきれなかったカステラは、ラップに包んで密閉し、冷蔵または冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍保存の場合は、ラップ+ジップ付き袋に入れれば、約1か月程度は品質を保持できますよ。
夏にカステラを贈答するときの注意点(常温 vs クール便)
夏のお中元ギフトで人気のカステラ。
お中元以外にもお土産やお礼の品として送る方も多いでしょう。
お中元など夏にカステラを「どうやって送るのか?」はとても大切な注意点です。
カステラは湿気や高温に弱いお菓子。
配送時の環境によっては、カステラの品質が変わってしまうこともありますよ。
カステラを夏に常温便で送る場合
おみやげとして手渡しするなどなら、カステラは未開封なので常温保存が可能です。ただし、直射日光を避けて涼しい場所に置いておきましょう。
常温は室温25℃前後までなので、夏にカステラを配送するような場合は、送り状に「カステラ」「菓子」と明記しておきましょう。
短距離・翌日配送圏内であれば常温でも問題ありません。どうしても気になる場合は、念の為、クール便を使うと良いでしょう。
カステラはクール便で送ると安心
猛暑の時期や遠方への発送には、クール便(冷蔵便)がおすすめです。
温度が一定に保たれるため、カステラのしっとり感や甘みをキープしやすく、安心して贈ることができます。
贈り先には冷たい状態で届くため、開封後もしばらく美味しく食べられるというメリットがあります。
ただし、冷蔵すると少し生地が引き締まるため、食べる前に常温に戻してからの方が、美味しい食感が味わえます。
まとめ
夏の常温でカステラを保存する場合は、少し工夫するだけで、おいしくカステラの風味を楽しめます。
カステラは未開封であれば涼しい室内での常温保存が可能です。
ただし、未開封でも30℃前後の高温環境や湿気の多い場所では冷蔵保存が安心です。
開封後のカステラは、空気や湿気に触れやすいため、ラップに包み、密閉し、冷蔵や冷凍で保存しましょう。
カステラは夏でも特徴や保存方法を知っていれば、 常温でも大丈夫です。
正しい保存と扱い方を知ていれば、カステラをよりおいしく楽しめますよ。