【桜貝】お守り効果・おまじない・夢占い!取れる場所・時期、見つけ方

桜貝は、幸運を呼ぶ貝として知られ、お守りとして身に着ける人も多いんですよね。

というのも、桜貝は薄くて割れやすい貝なので、完全な形で見つけるのは、なかなか難しいようです。そのため、きれいな桜貝を見つけられたら幸運になると言われているのです。

今回、そんな桜貝のお守りとして、どんな効果があるのか、桜貝の取れる場所や取れる時期、見つけ方についてまとめてみました。

砂浜で桜貝を見つけ、お守りにしようと思っている方は、チェックしてみてくださいね♪

桜貝とは?

桜貝とはどんなものなのか詳しく説明しますね。

長さや大きさ

桜貝とは、ニッコウガイ科の二枚貝で、幅1~2cmほどの大きさで、最大でも3cm程度の貝です。

形状は横長の楕円形で、水深10~20メートルあたりに生息しています。

その名の通り、桜色をしていますが、中には白色のものもあります。

桜貝の種類や別名

桜貝は種類が豊富で、ベニ貝、カバザクラ貝、モモノハナ貝、オオモモノハナ貝などの別名があり、それらを総称して「桜貝」と呼んでいます。

ちなみに、桜貝の英名、英語表記は、Nitidotellina nitidulaです。

桜貝のお守りやおまじないの効果・夢占いは?

桜貝は、薄くて軽いため、潮の流れや風に乗って砂浜に辿り着きます。けれど、途中で割れたりするものが多く、完全な形のまま残っている桜貝は、かなり希少です。

そのため、きれいな形の桜貝を見つけた方には「幸運が訪れる」と言われているのです。

桜貝のお守りの効果

幸運を呼ぶと言われる桜貝のお守りには、仕事関係や良い友人などさまざまな「ご縁」にご利益があります。

中でも縁結び、恋愛成就に効果が高いと言われています。

二枚合わせとなった一対の桜貝は、古くから恋愛成就の効果があるとされていますよ。

桜貝の恋愛成就のおまじないとは?

桜貝を使った恋愛成就のおまじないについて説明します。

【用意するもの】
・一対の桜貝または同じ程度の大きさの桜貝2枚
・ピンクのリボン

【やり方】
1,新月の夜に桜貝を合わせ、ピンクのリボンで結ぶ。

 

新月とは地球から見て月と太陽が同じ方向となり、地球からは見えない状態の月です。

 

2,次の新月の日までお守りとして肌身離さず持ち歩く。

 

新月から次の新月までの満ち欠けの周期は、約29日です。

 

3,次の新月の日に、1枚のさくら貝を意中の人に渡すか、その人の持ち物の中などにこっそりと入れ、もう1枚は自分で持ちます。

このおまじないでは、新月と桜貝の影響から2人の距離がぐんと接近するのだそうです。

桜貝の夢占い

桜貝の夢を見た場合、どんな意味があるのでしょうか?

桜貝の夢は、恋愛におけるささやかな幸せを暗示しているそうです。ささやかというのは、桜貝の色が淡いピンク色から来ています。

いきなり恋が成就するのではなく、気になっている人に気にかけてもらったり、優しくされたりするようです。

また恋人がいる人は、思わぬ贈り物を恋人からもらったりするといったちょっとした幸せが訪れることを暗示しているとされています。

もし、桜貝が夢に出てきたら、意識してみるといいかもしれませんね。

桜貝の取れる場所

桜貝の取れる主な場所や海岸をまとめてみました。

【神奈川県】由比ヶ浜・材木座

どちらも関東エリアで桜貝がたくさん見つかる場所として有名です。

夏場は海水浴場となり、多くの人出があります。桜貝探しなら、海開きの前か秋から冬場がおすすめです。

【神奈川県】片瀬江ノ島・鵠沼海岸

鎌倉側の片瀬海岸東浜の真ん中付近、江の島大橋付近などは結構狙い目です。

【千葉県】富津岬

やはり、狙い目は干潮時です。砂浜はかなり広いので、探せば結構見つかりやすいですよ。

【石川県】増穂浦海岸

能登半島の志賀町のある西能登エリアにある増穂浦海岸は、桜貝の名所として有名です。
世界一長いベンチがあることでも知られています。

【和歌山県】和歌浦

和歌山県和歌浦の片男波海岸は、万葉集に詠まれたほど古くから風光明媚な海岸です。砂浜の長さは1,200メートルもあります。

【三重県】贄崎(にえざき)海岸

潮干狩りでも有名な贄崎海岸も桜貝が取れますよ。

【福岡県】志賀島

志賀島は、ビーチコーミングで有名なスポットですよ。桜貝以外の貝殻拾いも盛んです。

【福岡県】マリナタウン海浜公園

マリナタウン海浜公園は、市街地から近い場所にあり、アクセスも便利です。

【長崎県】壱岐島周辺

長崎県壱岐島周辺の大浜海水浴場、錦浜海水浴場がおすすめです。

【宮崎県】小倉ヶ浜

宮崎県の小倉ヶ浜は、サーフポイントとして有名です。世界大会も行われているほどですよ。

桜貝の取れる時期は?

桜貝は、基本的には1年中取れます。

特に狙い目の時期としては、冬から春、夏にかけて多く海岸で目にすることができます。

潮の流れ海流はもちろん、台風などの影響で海底に生息していた桜貝が浜辺に打ち上げられることも多いです。

台風や暴風雨が過ぎ去った翌日の干潮時などは桜貝が見つかりやすいですよ。

ただ、桜貝は自然の生物ですから、水質に影響されます。水質が良くないと桜貝は見つかりにくいようです。

桜貝の見つけ方

桜貝を見つけるには、砂浜をじっくりと歩くことがポイントとなります。

というのは、波打ち際の桜貝は、濡れて底の砂が透けているため、見つけにくいからです。

砂浜で貝らしきものを発見したら、しゃがんで手に取り、桜貝かどうか確かめながら探す、これを繰り返していくことになります。

桜貝は、潮や波の影響で波打ち際に打ち上げられているものは、きれいな形で見つかる場合が多いようです。

一方、波打ち際から離れた場所にある桜貝は、風に飛ばされたりして割れているものが多いですよ。

桜貝には丸い穴があいているものもあります。これはツメタガイに食べられてしまった跡です。

しゃがんでは少し歩くを根気よく続けることが、桜貝探しのコツですよ。

いい運動になりますが、腰を痛めないように気をつけましょう!

まとめ

幸運を呼ぶ「桜貝」は、台風や大波後の砂浜で案外見つかりやすいようです。ポイントは、波打ち際を探すことです。

桜貝をお守りとして手に入れたい方は、海岸に足を運んでみましょう。また、旅行に行った際などに海岸で貝殻探しをしてみると桜貝が見つかったりするかもしれませんよ。

ただ、なかなか砂浜まで行く機会がない方は、ネット通販でも桜貝を使ったアクセサリーがあるので、チェックしてみるといいですよ。