土用期間【神社、土いじり、引っ越し、旅行】してもいい?


土用期間は、約18日間、年4回あります。

季節の変わり目となる土用期間は、大気や大地のエネルギーも「不安定」になりやすいため、体調を崩したり、気分がイライラしたりしやすいようです。

そこで土用期間にしてはいけないとされていることや過ごし方について、まとめてみました。

予定していることが土用期間と重なり、心配という方は、要チェックですよ!

こういうことは知識として知っておくと何かと役立ちますよ♪

土用期間は神社へ行ってもいい?

土用期間は、土にまつわることは避けると良いと言われています。これは土台となる大地が不安定になりやすい期間だからです。

なので、土用期間に神社へは行かないほうがいいのかも?と思うかもしれません。

大丈夫です!
土用期間に神社を参拝してはいけないということはありません。

むしろ、土用期間は、基礎固め、土台を整える期間でもあるので、自分の土台、基礎となるご先祖様のお墓参りや自分の住むエリアの氏神様の神社へ参拝することは大事です。

お墓が遠方にあるような場合は、先祖に通じる両親や祖父母と連絡を取ったりするのもいいですよ。

土用期間にしてはいけないこと

土用期間は、土公神(どくじん)が土に宿ると言われています。

土公神とは陰陽道における土を司る神のことです。

したがって、土公神を怒らせると祟りがあるという理由から、土用の間には、土を動かしたりする行いが忌み嫌われていました。

そのため、土や土台などに関することは避けた方が良いと言われています。

土用期間にしてはいけないとされていることを具体的に説明していきますね。

土いじり・草むしり

土用期間には、土いじり、草むしり、建築や家の基礎工事など土に関連する作業は、してはいけないと言われています。

もちろん、土用期間の土いじりにまつわる風習は、夏場だけに限らず、立春、立夏、立秋、立冬の4つすべてに当てはまりますよ。

地鎮祭

地鎮祭についても、土に関連する行事なので土用の期間は避けた方が良いとされています。

一般的にも土用の間は、地鎮祭を受け付けない神社が多いようです。

土用期間の間日に行う

土用期間の間日(まび)は、土公神が土から出ているとされており、そのタイミングであれば、簡単な作業や工事、地鎮祭などが可能だそうです。

もし、スケジュールの都合でどうしても土用の期間に、地鎮祭を済ませたい場合は間日に可能かどうか神社に確認してみるといいかもしれません。

【間日はいつ?】
冬の土用~寅、卯、巳の日
春の土用~巳、丑、酉の日
夏の土用~卯、辰、申の日
秋の土用~未、酉、亥の日

ちなみに、2022年の秋の土用期間の間日は、10月21日、23日、25日、11月2日、4日、6日ですよ。

引っ越し・旅行

土用期間の、引っ越しや旅行は方位に気をつけた方が良いと言われています。

土用期間は、土用殺と呼ばれる凶方角があるためです。

土用殺の方位への旅行や引っ越しは、避けた方が良いようですよ。


【土用殺の方位】
冬の土用殺~北東(丑)
春の土用殺~南東(辰)
夏の土用殺~南西(未)
秋の土用殺~北西(戌)

方位以外でも、土用期間は季節の変わり目となり、何かと体調不良に陥りがちです。

引っ越しや旅行で疲労がたまり、健康を害する可能性もあるということから、できるだけ土用期間の引っ越しや旅行は避けた方がよいと言われています。

転職

土用期間は、季節の変わり目で、次の新しい季節を迎えるにあたり、心身を整える期間にすると良いようです。

これは、土に関係すること=土台に通じるという考えからです。

そのため、転職する時期としては好ましくないとされています。ただ、土用は何事も準備をするには良い時期ですから、転職に向けた下準備をしておくといいですよ。

結婚

結婚式の日取りを決めるときって、仏滅や赤口は避けるという方も多いと思いますが、実は土用の期間も結婚には不向きとされています。

土公神により土の気が盛んになる時期なので、結婚し、土台を固めるには良くないという理由からです。

納骨

土用の丑の日の土用には納骨は避けた方が良いと言われています。

土用は季節の変わり目の時期であり、何かと体調を崩しやすいため、休養にあてた方が良いとされてきました。

縁起を担ぐ、納骨は土用の期間には避けるべきと言われています。気になる方は、お寺に確認しておきましょう。

土用期間に土いじりしてしまったら?

もし、土用期間に土いじりなどをしてしまったら、不吉なことが起こるのではと気になる方もいるかと思います。

でも、安心してください。祟など起きません。

気になる方は、土公神を怒らせないために、土に塩をまき、お清めをしておきましょう。あとはひたすら、誠心誠意、土公神に謝ることです。

旅行や引っ越しの場合も同じです。
現代人は忙しいですから、スケジュールの都合でどうしてもその日しか調整できない場合も多いですよね。

土用の期間に当たる場合は、心の中でも口に出してでも土公神に謝りましょう。
風習や迷信を馬鹿にするのは良くないですが、あまり気にしないことの大切です。

土用期間の過ごし方

ここでは、反対に土用期間の過ごし方について解説します。

主に土用期間には体をいたわり、疲れを取る、環境を整えるといったことをして過ごすのが良いとされています。

【土用期間の過ごし方】
・入浴~江戸期には桃の葉を入れた丑湯に浸かり、疲れを取っていたようです。今ならハーブ湯とかいいかもしれません。

・虫干し~いわゆる土用の虫干しです。防虫剤のなかった時代、梅雨時期のカビ臭さを取るため衣類を外に出し、風に当てていました。防虫剤の交換や衣類のケアがいいかもしれません。

・天日干し~梅干しの土用干しといって、梅干しを自家製している家庭で梅を天日干ししていたようです。殺菌効果や保存性に良かったようです。

まとめ

土用期間は、季節が変わる時期で体調不良などになりやすかったため、無理をせずに疲れを取り、穏やかに過ごし、新しい季節を迎えようと考えられていたんですね。

基礎となる土台が不安定になる時期である土用期間に、あれこれと動き回るのではなく、疲労回復や身の回りを整えたりして過ごしましょうという考えから、土用期間にしてはいけないことなどがあったのでしょうね。

土用と聞くとうなぎを食べるイメージが強いですが、季節の変わり目なので体を癒やし、基礎固めをして、新たな季節を迎えるという意味もあるのですね。