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OneDrive を使っていると
「このファイル、勝手に共有されていない?」「家族や会社の人に見られたりしない?」と不安になることがありますよね。
実際、共有リンクが残っていたり、フォルダの設定が「公開」になっていると、意図せず他人がアクセスできてしまうこともあります。
この記事では、OneDrive を「共有したくない」人に向けて、共有状況の確認方法、共有解除のやり方、他人に見られないための設定、同期との違いなどを初心者にもわかりやすく解説します。

1. OneDriveは共有しないと他人に見られる?仕組みを理解しよう
1-1. OneDriveの「共有」と「同期」の違い
OneDriveには「共有」と「同期」という2つの仕組みがあります。違いを説明します。
・同期 = 自分のPCとクラウドを同じ状態に保つ機能
・共有 = 他人がアクセスできるようにする機能
同期しても他人に見られることはありません。
1-2. OneDriveはデフォルトで共有されない(誤解を解消)
標準設定では、OneDrive内のファイルやフォルダは完全に非公開です。あなたが明示的に「共有リンクを作成」しない限り、他の人に見られることはありません。
1-3. onedriveで共有されるケースはどんなとき?
共有が発生するのは、次の2つだけです:
・共有リンクを作成したとき
・特定のユーザーを招待したとき
それ以外は誰もアクセスできません。
2. OneDriveで共有状況を確認する方法
2-1. PC(Windows)で共有状態をチェックする
エクスプローラーでOneDriveフォルダを開き、アイコンに“共有マーク”がついていれば共有中です。右クリック→「共有」から確認できます。
2-2. OneDriveアプリ・Web版で共有中のファイルを確認する
OneDriveのWeb版には「共有」タブがあり、現在共有されているすべてのファイルが一覧表示されます。まずここをチェックするのが最速です。
2-3. 共有リンクの残りをチェックする方法
共有リンクは自分が忘れていても残っています。リンクが残っている限り、誰でもアクセス可能です。

3. OneDriveの共有を解除する方法
3-1. 共有リンクを削除する(最重要)
共有リンクを削除すれば、その瞬間から誰もアクセスできなくなります。
Web版OneDrive → 共有中のファイル → 「管理」→ 「リンク削除」で完了です。
3-2. 特定のユーザーとの共有を解除する
個別共有されている場合は、ユーザー名横の「×」を押すと共有が解除されます。
3-3. フォルダ・ファイルを完全非公開にする方法
共有設定をすべて削除すれば、自動的に完全な非公開状態に戻ります。
4. OneDriveを「共有したくない」人がやるべき設定
4-1. 共有リンクを作らない設定にする
OneDriveの管理者設定(企業アカウント)では、共有リンクの作成を禁止できます。
4-2. “リンクを知っている人全員”を禁止する設定
「リンクを知っている人全員」を無効にし、共有は特定ユーザーだけに限定する設定も可能です。
4-3. 共有フォルダをOneDrive内に置かない方法
共有したくないファイルは必ずOneDrive内の「個人フォルダ」へ。逆に共有フォルダは別階層に分けておくと安心です。
5. 社内OneDrive(OneDrive for Business)で共有を防ぐ方法
5-1. 社員間に自動共有はされない
OneDrive for Businessは個人ストレージであり、社内でも自動共有はありません。共有するには、ユーザーが手動で設定する必要があります。
5-2. Teams・SharePointとの違いを理解する
TeamsやSharePointは「共有が前提」のサービスです。ここに保存したファイルはチーム全員が見られるため注意が必要です。
6. OneDriveを共有せずに安全に使うコツ
6-1. 写真・書類は“個人フォルダ”に保存する
個人フォルダに保存している限り誰にも見られません。
6-2. 共有履歴を定期的に削除する
月に1回程度、Web版の「共有」タブで履歴をチェックする習慣がおすすめです。
6-3. 同期フォルダの場所を分ける(家族PCの場合)
家族共用PCでは、ユーザーアカウントを分けるか、同期フォルダの位置を変更すると安心です。
フォルダの使い分けやチェックする習慣をつけましょう!
7. よくある質問(FAQ)
7-1. OneDriveを同期すると他人も見れる?
同期しても誰も見れません。共有設定をしない限り完全に非公開です。
7-2. OneDriveの共有を完全にオフにできる?
個人アカウントでは完全オフはできませんが、「共有リンクを作らない」ことで実質オフにできます。
7-3. OneDriveを削除したら共有も消える?
OneDriveアプリを削除してもリンクは残ります。必ず共有リンクを先に削除してください。
まとめ:OneDriveを共有したくない時に必ず確認すべきポイント
OneDriveは、こちらが意図的に共有設定を行わない限り、勝手に他人へ公開されることはありません。
ただし、過去に作成した共有リンクが残っていたり、共有設定を誤ってオンにしていた場合には、第三者がアクセスできる状態になってしまうことがあります。
OneDriveを安全に使うために大切なポイントは次の5つです。
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共有と同期の違いを理解する(同期だけでは他人に見られない)
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Web版「共有」タブで共有状態を必ずチェックする
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不要な共有リンクは削除する(最も重要)
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共有フォルダと個人フォルダを分ける
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特に家族や職場PCでは同期フォルダの場所に注意する
これらを押さえておけば、OneDriveを「共有しない」完全な非公開ストレージとして安心して利用できます。
大切なファイルを安全に管理しながら、onedriveの便利さを最大限活用していきましょう。
