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「OneDriveを削除したら、ファイルは消えるの?」「アンインストールしても大丈夫?」
ただ、onedriveって、正直あまり使わないような気がしたので、そこから「削除したらどうなるのか?」と思い、調べてみました。
結論:OneDriveをアンインストールしても、クラウド上のデータは消えません。ただし、
✔ ファイルオンデマンドで「実体がないファイル」だけを表示していた場合
✔ 同期中に削除操作をした場合
この2つの場合は、ファイル消失のリスクがあります。安全に削除するなら「同期解除 → ローカル保存確認 → アンインストール」の順がおすすめです。
1. OneDriveの削除とは何?
1-1. パソコンからアプリをアンインストールする場合
Windowsに標準で入っているOneDriveアプリをアンインストール(削除)する方法です。これが最も安全です。
この場合はクラウド上のデータは残ります。削除されるのはパソコン上のアプリと同期設定のみです。
- クラウド(onedrive.live.com)にあるデータ は残る。
- パソコンのOneDriveフォルダー → 残る(ただし同期は停止)
- 他デバイス(スマホなど) → 影響なし
つまり、アンインストールしてもデータが消えるわけではないので安心です。
1-2. OneDriveアカウントそのものを削除する場合
Microsoftアカウントごと削除、もしくはOneDriveサービスを無効化するケースなのですが、クラウド上のデータが消える可能性があります。
Microsoft アカウント削除 = OneDrive も削除対象となる
OneDrive 内のデータは保持期間後に完全削除(個人は30日前後が一般的)
ビジネスアカウントは管理者のポリシーによって保持期間が変わる
📌 もっともリスクが高いので、まちがって削除しないように!
2. OneDriveを削除したらどうなる?データと同期の影響を解説
2-1. 本体からOneDriveをアンインストールした場合
- パソコン内のOneDriveフォルダーは「静的フォルダー」となり、クラウドとの同期は停止。(クラウドのデータは残る)
- OneDriveの自動バックアップ(デスクトップ、ドキュメント、画像フォルダー)は解除される。
- アップロードや共有リンクは機能しなくなる。
ポイント:アンインストールは「同期を止めるだけ」で、削除=データ消失とはならない。ただし「オンラインのみ」の保存は要注意。
2-2. クラウド側でアカウントを削除した場合
- onedrive.live.com内のファイルは完全削除(個人アカウントなら約30日前後が目安です)
- 同期していたPCやスマホからはアクセスできなくなる
- 共有リンク・共同編集ファイルも全て無効
注意点:アカウント削除後、OneDriveにログインできなくなり、WordやExcelの自動保存も機能しません。
2-3. ローカルとクラウドの違いを理解しよう
OneDriveでは「ファイル オンデマンド」機能により、クラウド上のデータを実体ファイルのように見せているだけの場合があります。
この状態でOneDriveを削除すると、「実体がないファイル」は開けなくなるため注意しましょう。
✔ 対策
OneDriveフォルダを右クリック → このデバイスに常に保持にして実体ファイルをローカルに保存してから削除するようにしましょう。
3. よくあるトラブルと原因
3-1. OneDriveを削除したらファイルが消えた!
これは、同期中にOneDriveフォルダー内のデータを削除したケースで起こります。
クラウドにも同時に反映されるため、完全削除になることがあります。
対策:削除前に「同期を停止」してからファイルを外付けHDDなどにバックアップすること。/alert]
3-2. 容量制限による自動削除
これは誤解されがちですが、
無料容量枠の5GBを超えると「アップロード不可」と警告が出ます。
だからといって、ユーザーのデータを Microsoft が「自動で削除」することは原則ありません。
📌 ただし「長期間アクセスのないアカウント」が無効化されるケースはあります。
3-3. 他デバイスとの同期ずれ
スマホとPCのOneDriveを同時に使っていると、一方を削除してももう片方にはデータが残ることがあります。削除後もクラウド経由で復活するケースも。
4. 安全にOneDriveを削除するための準備と手順
4-1. OneDrive削除前のチェックリスト
- 同期を停止しているか?
- ローカルにデータを保存したか?
- 重要ファイルを別途バックアップしたか?
- 他デバイス(スマホ・タブレット)での同期状態を確認したか?
4-2. Windowsでのアンインストール手順
まずは、安全のため同期解除します。
- 画面右下のOneDriveアイコンを右クリック
- 「設定」→「アカウント」→「このPCのリンク解除」
- 設定 → アカウント → 「このPCのリンク解除」→これで同期解除されました。
- コントロールパネル →「プログラムのアンインストール」→「Microsoft OneDrive」を削除
これでクラウドとの同期が解除されます。
4-3. OneDriveアカウント削除の手順
- Microsoftアカウントにログイン
- [サービスとサブスクリプション] → OneDriveの項目を選択
- 「アカウントの閉鎖」を選び、手順に従う
削除後は、30日前後の保持期間があり、その後、完全削除されます。
5. OneDriveを削除しない選択肢:残すメリット・デメリット
ワンドライブとは何か?どこにある?保存先や使わない場合を簡単に解説
5-1. OneDriveを残すメリット
- 自動バックアップでデータ紛失のリスクを減らせる
- 他デバイスとのファイル共有が簡単
- Microsoft 365との連携がスムーズ
5-2. OneDriveを残すデメリット
- 容量制限があり、放置すると満杯になる
- 同期トラブル・誤削除のリスク
- ネット環境がないとアクセスできない
5-3. OneDriveは削除か継続かの判断基準
- クラウドを使わない人 → 削除してOK
- Microsoft 365利用者 → 残す方が便利
- 複数デバイスで作業する人 → 残した方が効率的
6. まとめ:削除してもデータは消えないが、準備が必要
| 操作内容 | データの扱い | 復元可否 |
|---|---|---|
| PCアンインストール | クラウドデータは残る | 可 |
| アカウント削除 | クラウドデータも削除 | 30日以内なら可 |
| 同期解除 | ファイルはローカルに残る | 可 |
🎯 3つの重要ポイント
同期解除してから削除する
オンラインのみのファイルをローカル保存に切り替える
別媒体にバックアップを取っておく
これさえ守れば、OneDriveを削除しても大切なデータが失われることはありません。
安全に削除できれば、パソコンの動作も軽くなり、データ整理にもつながりますよ。

