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OneDriveでファイルを共有しようとしたときに、「共有できない」「リンクを作成できません」「相手がアクセスできません」といったエラーが出ることがあります。
これらの「OneDriveで共有できない」トラブルは、よくあることで、多くの場合は設定や同期の不具合、アカウントの制限によって発生します。
この記事では、OneDriveで共有できない原因と解決方法を体系的にまとめ、どんなケースでも自分で直せるように完全ガイド化しました。
この記事でわかること
- OneDriveで共有できない主な原因
- OneDriveで共有できない時の解決方法
- エラー表示別対処方法
OneDriveで共有できない主な原因
まず、OneDriveで共有できないトラブルの原因は以下のパターンに分類できます。
ここを押さえるだけで、多くの問題は解決できます。
権限設定が「共有不可」になっている
共有リンクが作れない最大の理由が「共有不可」に設定されていることです。特に企業アカウントでは、管理者が「外部共有禁止」に設定していることがあります。
- 「リンクを知っている全員」を許可していない
- 読み取り専用 / 編集可能の設定が間違っている
- フォルダ側の権限がロックされている
ファイルまたはフォルダが同期されていない
OneDriveのアイコンが「青丸マーク(同期中)」や「赤バツマーク(同期失敗)」の状態では共有できません。ローカルPC上のファイルは、クラウドにアップされてはじめて共有可能になります。
OneDriveの容量がいっぱいになっている
容量超過になると共有リンクが作成できなくなります。Microsoft 365でよく起こるトラブルです。
企業・学校アカウントの管理者が共有を制限している
ビジネス用OneDriveではよくある原因です。外部ユーザーとの共有、特定ドメインへの共有、編集権限の付与などが制限されていることがあります。
相手のメールアドレスが原因
共有相手のメールアドレスが間違っている、組織のアカウントで外部受信がブロックされているなどのケースがあります。
共有制限されるファイル形式である
.exe や特定のスクリプトファイルは、セキュリティ上ブロックされることがあります。
別アカウント(個人用/法人用)に誤って保存している
PCに複数のアカウントが紐づいている場合、「共有できないOneDrive」に保存されているケースもあります。
ネットワークやアプリ側の一時的な不具合
再起動・再ログイン・アプリ更新で解決することも多いです。
この章のまとめ:OneDriveで共有できない8つの原因
- 権限設定が「共有不可」になっている
- ファイルまたはフォルダが同期されていない
- OneDriveの容量がいっぱい
- アカウントの管理者による共有を制限
- 相手のメールアドレスに誤りがある
- ファイル形式で共有制限される
- 別アカウント(個人用/法人用)に誤って保存
- ネットワークやアプリ側の一時的な不具合
OneDriveで共有できない時の解決方法
OneDriveで共有できない原因がわかれば、次は具体的な対処法を順に試していきましょう。
OneDriveの共有設定を「リンクを知っているすべてのユーザー」に変更
OneDriveで共有できない場合に最も効果的な対策です。共有メニューから「リンク設定」を開き、以下を確認します。
- リンクを知っている全員(Anyone link) の選択
- 「編集可」または「閲覧のみ」の設定
- リンクの有効期限の有無
特定ユーザー共有の設定を見直す
メールアドレスが間違っているとOneDriveで共有できない。特に組織アカウントは同じドメインで揃っているか確認しましょう。
OneDrive同期を確認する
PC画面右下のOneDriveアイコンから、同期状態をチェックします。
- 青丸 → 同期中(共有不可)
- 赤バツ → エラー(直す必要あり)
- 緑チェック → 共有可能
容量オーバーの解消
- 不要なファイル削除
- ごみ箱の空き容量を増やす
- Microsoft 365で容量を1TBに増やす
↓ストレージがいっぱいになったときの対処法はこちら↓
OneDriveのストレージがいっぱい?削除して容量を確保する完全ガイド
OneDriveアプリの再起動・更新
アプリの不具合でonedriveの共有リンクが作れないことがあります。
企業/学校アカウントの場合のチェック項目
OneDriveで共有できない場合、以下の制限がかかっているか管理者に確認しましょう。
- 外部共有の禁止
- 特定ドメインのみ許可
- 編集権限の禁止
共有制限されるファイルはZIP化する
実行ファイルなど、共有不可のものはZIPにすることで「OneDriveで共有できない」トラブルは解決できます。
「OneDriveで共有できない」ときによくあるエラー別対処方法
「このアイテムは共有できません」と出る場合
権限か容量オーバーの可能性が高いです。容量を確認しましょう。
組織外ユーザーとは共有できません」と出る場合
ビジネスアカウント(@〜.co.jp / @〜.ac.jp)でよくあるケースで、管理者側の制限が原因です。
相手が「アクセス拒否」になる場合
onedriveの共有リンクが「特定ユーザー設定」になっている可能性があります。
「リンクの作成中に問題が発生しました」と出る場合
OneDriveアプリの不具合、同期エラー、容量オーバーが原因です。
OneDrive共有を安全に使うためのポイント
編集可 / 閲覧のみの設定を使い分ける
誤編集を防ぐため、用途に応じて権限を分けましょう。
パスワードつき共有リンクを使う
外部ユーザーとの共有時に安心です。
共有リンクに有効期限を設定
期限後に勝手にアクセスされるリスクを防げます。
不要な共有リンクを削除しておく
「アクセス許可の管理」からいつでも削除できます。
よくある質問(FAQ)
相手にファイルが見えない
リンク設定が「特定ユーザー」になっている可能性があります。
OneDrive同期が遅い時は?
- Wi-Fi再接続
- OneDriveアプリ再起動
- PC再起動
共有できるファイルサイズの上限
OneDriveでの共有は最大250GBまで対応しています。
個人用とビジネス用の違い
ビジネス用は組織ポリシーで共有が強く制限されている場合があります。
まとめ|OneDriveの“共有できない”は原因を1つずつ潰せば必ず解決できる
OneDriveで共有できない時は、以下の順番でチェックするのが最も効率的です。
- 共有設定を確認
- 同期状態を確認
- 容量オーバーの解消
- アカウントの制限を確認
これらを順番に確認すれば、ほとんどのOneDriveで共有できないトラブルは解決できます。
どうしても改善しない場合は、再ログイン・アプリの再インストールを試してみてください。

