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2026年冬季オリンピックの開催地として注目されている「ミラノ・コルティナ」。
でも、「ミラノとコルティナはどこにあるの?」「同じ街なの?」「日本からどうやって行くの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
2026年冬季オリンピックは「ミラノ」と「コルティナ・ダンペッツォ」の共同開催です。

ミラノ・コルティナは、一つの地名と勘違いしやすいですよね
この記事では「ミラノ・コルティナってどこ?」という疑問から、ミラノからコルティナへの具体的な行き方(列車・バス・車)、日本との時差や大会時期(2月)の気候・服装、さらにはコルティナでかつて行われた1956年冬季オリンピックの歴史まで、観戦や旅行で行く場合の不安点を解消できるよう解説しています。
ミラノ・コルティナ五輪へ出発前にぜひチェックしてください!
ミラノ・コルティナはどこ?2都市の位置関係を解説
「ミラノ・コルティナ」とは1つの都市名ではありません。
イタリア北部にある「ミラノ」と「コルティナ・ダンペッツォ」の2都市共同開催のため、2つの都市名を並べてミラノ・コルティナ五輪となっているのです。
ミラノとコルティナ・ダンペッツォの場所と位置関係
(データ:© Google)
- ミラノ:イタリア北部ロンバルディア州の大都市。経済・ファッション・交通の中心
- コルティナ・ダンペッツォ:北イタリア・ヴェネト州、ドロミテ山脈に位置する山岳リゾート
両都市の直線距離は約300km。実際の移動距離(車やバス)は約400km前後あります。
オリンピック競技は、
都市型競技はミラノ周辺、アルペンスキーなど雪山競技はコルティナで行われます。
日本からミラノ・コルティナへの行き方【コルティナ・ダンペッツォ編】
日本 → ミラノまで
日本からは成田・羽田発着で直行便があります。関西空港 → ミラノ(マルペンサ空港)へは乗り継ぎ1回が一般的です。
所要時間は乗り継ぎ含め約15〜18時間が目安です。
空港からミラノ中央駅までは、空港バスや鉄道で約50分〜1時間。
ミラノ → コルティナ・ダンペッツォの行き方
① 鉄道+バス(最も一般的)
- ミラノ中央駅
- ヴェネツィアまたはベローナまで高速鉄道(約2.5時間)
- 駅前から長距離バスでコルティナへ(約2〜2.5時間)
合計:約5〜6時間
日本からコルティナ・ダンペッツォへ行く場合、乗り継ぎはあるものの、ミラノから列車とバスで行くのが、本数が多く観光客にも利用しやすいルートです。
② 直行バス
繁忙期はミラノやヴェネツィアからコルティナ直行バスが運行されることもあります。
荷物が多い場合や移動を簡単にしたい方におすすめです。
③ レンタカー
冬季は雪道運転に慣れている方向け。
スタッドレスタイヤやチェーン装備が必須となります。
ミラノ・コルティナ五輪と日本の時差
日本とイタリアの時差は8時間。
日本の方が8時間進んでいます。
2026年冬季オリンピックは2月開催のため、サマータイムは適用されません。
- 現地18時 → 日本時間 翌2時
- 現地20時 → 日本時間 翌4時
オリンピック開催時のライブ観戦は深夜〜早朝になる競技が多いため、録画や配信サービスの活用がおすすめです。
コルティナ・ダンペッツォの気候【2月+年間の特徴】
2月(オリンピック開催時期)の気温・天気
- 平均最高気温:−1℃前後
- 平均最低気温:−10℃前後
- 天候:雪または曇りが多く、晴天日は空気が澄む
防寒対策は必須で、ダウンジャケット・防水アウター・手袋・ニット帽は欠かせません。
2月以外のコルティナの年平均気温・気候
コルティナは標高約1,200mの山岳地帯にあり、年間を通して涼しい気候なのが特徴です。
- 春(4〜5月):5〜15℃、雪解けと新緑
- 夏(6〜8月):10〜25℃、湿度が低く過ごしやすい
- 秋(9〜10月):5〜15℃、紅葉が美しい
- 冬(11〜3月):−10〜5℃、積雪期
夏でも朝晩は冷えるため、薄手の上着があると安心です。
コルティナ・ダンペッツォとオリンピックの歴史
過去のコルティナ・オリンピック1956とは?
コルティナ・ダンペッツォは、1956年冬季オリンピックの開催地としても知られています。
- 開催期間:1956年1月26日〜2月5日
- イタリア初の冬季五輪
- テレビ中継が本格導入された初の大会
この大会をきっかけに、コルティナは世界有数のウィンターリゾートとして発展しました。
ちなみに、日本人のメダルは1つのみで、猪谷千春(いがやちはる)選手がアルペンスキー男子回転で銀メダルを獲得しています。冬季オリンピックで日本初のメダル獲得して有名です。
ミラノ・コルティナの観光:「都市と山岳」が楽しめる
ミラノ・コルティナ五輪の最大の魅力は、
都会ミラノの利便性 × アルプスの大自然を同時に体験できる点です。
よくある質問(Q&A)
Q1.ミラノ・コルティナは同じ場所ですか?
A.いいえ、別の場所です。
「ミラノ・コルティナ」は2つの都市を指す名称で、ミラノは大都市、コルティナ・ダンペッツォはアルプスの山岳リゾートです。ミラノとコルティナは、直線距離で約300km、実際の移動距離では約400kmほどあります。
Q2.ミラノからコルティナ・ダンペッツォへ日帰りは可能?
A.理論上は可能ですが、現実的ではありません。
片道約5〜6時間かかるため、日帰りだと移動だけで終わってしまいます。
観戦や観光目的の場合は、最低1〜2泊以上の滞在がおすすめです。
Q3.日本から行く場合、英語は通じますか?
A.観光地では基本的に英語が通じます。
ミラノ、コルティナともにホテル・駅・レストランでは英語対応が一般的です。ただし、地方の小さな店舗ではイタリア語のみの場合もあるため、簡単なフレーズを覚えておくと安心です。
Q4.ミラノ・コルティナ五輪の観戦は寒い?
A.かなり寒いと考えてください。
2月のコルティナは氷点下が当たり前で、屋外競技では体感温度がさらに下がります。
防寒着・防水アウター・手袋・ニット帽・カイロは必須です。
Q5.2月以外の時期に観光するならいつがおすすめ?
A.6〜9月の夏〜初秋が人気です。
気温は10〜25℃前後で過ごしやすく、ハイキングや絶景観光に最適です。
冬はスキー客で混雑しますが、夏は比較的落ち着いた雰囲気を楽しめます。
Q6.コルティナは初めての海外旅行でも行きやすい?
A.移動は少し複雑ですが、難しくはありません。
ミラノまで飛行機、その後は鉄道とバスを乗り継ぐだけなので、事前にルートを把握しておけば安心です。
不安な方は、ミラノ発着の送迎付きツアーも検討するとよいでしょう。
Q7.コルティナ・ダンペッツォはオリンピック後も観光できる?
A.はい、通年観光地です。
1956年のオリンピック以降も、世界的なスキーリゾート・避暑地として人気があります。
五輪後も施設は活用され、観光インフラがさらに充実する見込みです。
Q8.ミラノとコルティナ、どちらに泊まるべき?
A.目的によって異なります。
- 観光・ショッピング重視 → ミラノ泊
- 競技観戦・自然体験重視 → コルティナ泊
複数競技を観戦する場合は、都市ごとに宿泊地を分けるのがおすすめです。
まとめ
2026年冬季五輪は「ミラノ(北イタリアの大都市)とコルティナ・ダンペッツォ(アルプスの山岳リゾート)による共同開催」で、「ミラノ・コルティナ」は、2つの都市名を並べていたのです。
コルティナ・ダンペッツォは1956年に冬季オリンピックが開催されており、今回の2026年大会は、古い歴史と伝統を受け継ぎつつ、ミラノという大都市と連携した新しい形のオリンピックとして注目されています。
日本からコルティナ・ダンペッツォへ行き方や日本との時差、さらにはオリンピック開催時期の2月の気候について解説してきました。
コルティナは氷点下が当たり前の寒さが厳しい場所なので、オリンピック観戦に行く方は、防寒対策や服装選びを事前に準備しておきましょう。
また、観光や文化体験も楽しめるのがミラノ・コルティナ最大の魅力ですよ。
この記事を参考に、ぜひ自分に合った滞在プランを考えてみてください。
